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マーカーと鉛筆の使い方

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マーカーと色鉛筆の使い方を講師時代に作成した作品です。

当時文化服装学院のドローイングの授業で、イラストに使用する。

コッピックマーカーと色鉛筆を合わせて生地の素材感表現法のに使用。

上着はダメージの強いデニムジャケット、スカートはオーガンジーという設定です。

 

色を塗る時の全てのコツは、薄く重ね塗りを繰り返していくこと、肌色にしても、まず薄く下地の色を入れ、コッピックマーカーの特性はすぐ乾くので、地塗りあとにすぐに重ねても良い。

 

オーガンジー、透ける素材を描くとき一番利用しやすく、地塗りをして、絵によるとふくらはぎまで1回塗り、次に膝まで2回塗り、更に腿あたりまで、3回塗りと段階を重なれば、絵のように透ける感を表現できます。

 

img205 (140x400)   img205 (222x400)

 

その逆に上着は全て地塗りをして、影になる部分を意識して、重ね塗ります。

そうすることによってり立体感が出しながらデニムのベースを作り、デニムの縦糸は白色と綾織りなので、時折見える斜めの白糸を、色鉛筆を使い斜めに書き込むことによりデニムの表現をする。

 

 

 

続いては光沢素材と柄物のスエード素材

先ほどの地塗りの基本は変わりません、上着はデニムと同じ様に

1回地塗りの青てゃ陰影を意識しますが、この場合光沢感をより

ひかりの強いところは塗っていません、蝙蝠の柄は修正液を使い描きました。

 

img208 (243x400)img208 (251x400)

スカート白い部分も塗っていなくて、ワイレットの赤Aを地塗りし、次に赤2の色を違うもの使い重ね塗りすることにより、影をつけずとも奥行きが出てきます。 そこから違う色も入れていき、境目は更に違う色を入れてボカシをかけます。他の違う色どおしを混ぜる事により、奥行きと素材感が出てきます。

イラスト、絵を楽しむ事で絵の技術は上げていきます。
ですが方法がわからないと、楽しみません。
この記事を描く参考にしていただければと思います。

 

 

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